美しく仕上げる左官の仕事について左官職人関川悦弘のこだわりや想い

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関川左官工業の考える現場での雰囲気作り

施主様が気軽に見に来ていただける雰囲気作り

私が常々思っている事のひとつに、現場で仏頂面をして仕事をしている職人が非常に多いという事があります。 もちろんその職人達は一生懸命に綺麗な仕上がりになるよう仕事をしているのだと思いますが、 施主であるお客様に現場で「気を使わせているのでは?」と思う事が良くあるのです。

綺麗な仕上がりを重視します

そこで私は、できるだけ現場に入ったらまず「自分が現場を楽しもう」「楽しみながら仕事をしよう」と考えています。 そうする事で自然と仕事中の表情も柔らかくなりますし、お客様も接しやすい環境の現場になるのではと、考えています。

それに普段から楽しそうな雰囲気が出ていれば、お客様との打ち合わせも話がはずみますし、 希望の仕上がりをより自分の言葉で伝えられ、結果的に理想の仕上がりを実現させる事ができるのではないかと考えます。

お気軽にお声掛けください

左官の仕上がりについて

左官屋としての基本が大切

1993年に私は当時、新潟県巻町(現在は新潟市西蒲区)の左官屋で修行をする為、弟子入りしました。 そこでは徹底的に基礎を叩き込まれ、左官の仕事では基本のレベルこそが最も大切であると学びました。

2004年に独立し、今の関川左官工業でも基本というものを大切にしています。 基本である部分でしっかりと丁寧に作業をする事で、仕上がりも格段に美しいものになります。

また、左官の基本がしっかりしているからこそ、お客様の様々な要望に応えられるのだと考えています。実際、お客様の中には雑誌の切り抜きを持ってきていたり、ネット上の画像を持ってきたりする事があるのですが、その写真は左官屋ではなく個人の方が塗ったものだったりして、その荒さがカッコイイと言われた場合、私は下地をしっかりと作り、お客様に見せて貰った写真にできるだけ近づけるよう様々な工夫をするのですが、それらはすべてずっと大切にしてきた左官屋の基本の応用なのです。

今はカタログに出てくるようなキッチリとした仕上がりばかりでなく、雑誌に出てくるような荒い仕上がりを好まれるお客様も多くいらっしゃいます。そのお客様に対して「そんな荒い仕上がりの仕事は俺にはできねぇ!」と頑固一徹な職人もカッコイイのかもしれませんが、私は『可能な限りお客様の希望に添ったものをプロの手で仕上げたい』と考えているのです。

表面は荒く、ザッと塗ったような雰囲気の仕上がりでも、下地はしっかりしていて耐久性もあるという仕事をしたいと思っているのです。

下地の良さを重視

私は壁を塗るときもタイルを貼る時も下地作りに時間をかけます。 塗り替えの場合、壁にカビが生えていたり、シミがあったらしっかりとカビやシミを除去し、更に薬品でカビ菌を完全に除去してから下地作りにかかります。
そのような作業は仕上がりの段階ではわからないものなのですが、何年か時間が経過した時にしっかりとカビの除去をしていなければ、またすぐにカビは生えてきてしまいます。シミもしっかりと除去していなければ、時間の経過と共に浮き出てきてしまいます。

施工から時間が経ってからの事を考えた下地作り

クラックが入っていれば、しっかりと穴埋め処理をしてから下地調整(中塗り)をします。これも仕上がり後は見えなくなりますが、時間の経過と共にその差がハッキリと出てくるものです。

私はこのように、仕事の依頼を受けて仕上がるまでの短い期間だけでなく、仕事を終えてからの何年後かの状態にも気を配り、お客様に満足していただける仕上がりを目指しています。

左官屋は水を操る職人

左官屋は壁に材料を塗るときもコンクリートを仕上げる時も、水の引き具合の調整が非常に大切です。その水の使い方で下地の仕上がりが変わり、仕上がりの美しさも変わってきます。

私は水の扱いに気を使い、季節や天候に合わせて材料を調整し常にイメージ通りの仕上がりとなるようにしています。

気候や場所に合わせた調整をします

関川左官工業 代表 関川悦弘について

私、関川悦弘(よしひろ)は昭和50年7月7日(七夕)に生まれ、旧吉田町(現在は燕市)で育ちました。現在40歳になります(2015年現在)。 吉田中央保育所、吉田小学校、吉田中学校とすべて吉田町の学校に通いました。高校は実家がコシヒカリを作る農家の為、旧巻農業高等学校の農業科を卒業しました。

その後、1993年に巻町で大工を目指す同級生の紹介で、同じ巻町の左官屋に弟子入り、2004年までそこの左官屋に勤めました。左官屋の弟子に入ったばかりの頃は日当が1日5000円しかもらえなかった為、かけもちで回転寿司のバイトをしながら左官の修行に励みました。

2004年から関川左官工業として独立し、現在に至ります。 当時大工を目指していた同級生は親方となり、現在も一緒に仕事をする仲間となっています。

左官屋関川悦弘

現在、休日は友人とバイクでツーリングに出掛けたり、子供を連れてキャンプに出掛けたりと、 子供の頃と変わらず元気に外で遊ぶ事が多いです。

【関川左官工業概要】

名称:関川左官工業
住所:959-0267
新潟県燕市吉田宮小路39-9
電話番号:0256-94-7767
FAX:0256-94-7765

【所属団体】

建築組合
吉田商工会

【資格】
二級左官技能士

【趣味】
バイク(ハーレーダビットソンFLSTF)
約20年間コツコツと自分好みにカスタムしてきました

キャンプ
直近では新潟県六日町、秋田県男鹿半島、宮城県蔵王町、滋賀県の琵琶湖など家族や友人と楽しんでいます。

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